haya_tenpouの日記

尋常性天疱瘡と診断され、今の気持ちを日記として大事に記録したいと思います🫡

入院〜2〜ステロイド投薬開始〜


今回はお題ではなく日記としての記録を書こうと思います。前回は入院して今まで溜まっていた不安の気持ちが出てしまい、入院初夜を迎えて終わったと思います。
今回はその後の続きを書いていきたいと思います。



入院初夜は色々な緊張やストレスがあって眠ることはできなかったです。夜中に何度も目が覚めて携帯の時間を見る度に数分、数十分、やっと深夜の2時か...そんなものすごく遅い時間の流れでした。そんな事を繰り返しているうちに朝の起床時間になってしまいました。運ばれてくる朝ご飯。
食後のお薬↓
僕が飲んでいるのはプレドニゾロンと言うお薬です。最初は1日40mgの量で治療していくとの事でした。多いのか、少ないのかあまり分かりませんでした。朝に20mg、昼に20mg他にも肺炎予防のお薬等少し飲んでいました。また骨を溶かすのを和らげる?抑える?薬もありました。
最初はただ服用している感覚、風邪を引いたから風邪薬を飲む。そんな感覚でした。
そしてお昼になりまた20mgのプレドニゾロンを飲む。



午後に看護師さんが血圧や熱を測りに来た時に「ステロイドかなり高容量ですね、メンタル面が崩れたりしやすいですから、悩みがあったらすぐに言って下さいね、泣きたくなったら泣いた方がいいですよ」



僕は何を言ってるんだろうと思いました。ステロイド飲んでるからってメンタルがおかしくなるって事あるの?って思いました。でも実際におかしくなるのはそう遠くありませんでした。入院2日目の夜。嫁さんに電話して「早く帰りたいよー」なんて笑いながら冗談を言っているうちに何故か涙が止まらなくなりました。
実際この時に先生には外出禁止、院内のみ動いてもいいけど、外はNGと言う約束をされていました。そのストレスもあったかもしれません。
1人で怖い、辛い、寂しい、病気の不安、外にも出られない、何もできない、色々な負の連鎖と言いますか、負の感情と言いますか嫌な気持ちがたくさん出て来ました。負の感情に押し潰されそうなくらいにしんどかったです。
隙があれば涙が出る。帰りたい、外に出たい、ずっと1人でそう呟いていました。看護師の方、先生方、話しかけて来てくれても、「帰りたいです、外に出たいです」泣きながらそう言うことしかできなかったと覚えています。
夜も一瞬の隙ですぐに涙が止まらなくなったのをよく覚えています。これがステロイドのせいなのか、自分の弱さのせいなのか、どっちなのかと考えていました。



そして土曜日になり嫁さんと母親が面会に来てくれました。嫁さんの姿が見えた瞬間思いっきり抱きついてそのままボロボロに泣きじゃくりました。30分くらい抱きついてそのままずーと泣いていました。動けなかった、ただ安心したかった、そんな気持ちだったと思います。
今までこんな事無かったのにと思いました。
しばらくして、安心していつも通りに冗談交じりの会話をして笑ってその日は終わりました。次の日も面会に来てくれると言う安心感があって少し笑顔になれたのかもしれません。実際心の中は嫌だ、怖い、帰らないで欲しい、その気持ちでした。わがまま言ってられない、我慢と自分に言い聞かせました。
そして、その日はなんとか気持ちを落ち着けて、夜は看護師の方にお願いして眠剤を頂いて無理矢理寝ました。久しぶりに少し長めに寝れた記憶があります。



長くなり過ぎてしまうので、今回はここで区切ろうと思います。次回また続きから日記として書こうと思います。
こんな日記ですが読んでくださった方々ありがとうございます。🙇‍♂️